VI群とは
・「工学部共通教育」にて工学の基礎知識を得て視野を広げ、学科群選択に繋げます。
・「学科群共通教育」にて専攻分野の基礎を固めながらさらに分野の視野を広げて学科選択に繋げ、「学科専攻教育」にて専門知識を深めます。
2021年Ⅵ群で入学
2年生でⅣ群へ配属後、地球資源システム工学科へ進学
鈴木 杏輔 さん
掛川西高校(静岡県)出身
Q1 あなたがこの学科を選んだ理由をお聞かせください。
高校三年生の時点で工学系に興味があることは分かっていましたが、興味のある分野が複数あり、高校生の間にこれから長い年月をかけて学ぶ内容を絞りきれなかったからです。そんな時私達の代からⅥ群の制度が始まると言うことを知り、進路に迷っている私には渡り船でこの群を志望する事を決めました。
Q2 この学科を選んで良かったことをお聞かせください。
各群の研究室見学や先輩方との対談があり、受動的にも情報が入ってくるし、能動的にも動けばさらに多くの有益な情報が得られると言うのが一番の魅力だと思いました。一年かけて各群のWEBサイトだけでは分からないような魅力や実態を知ることが出来、その上で群を選択するので自分の中でより納得してから群を選択できました。
Q3 この学科を目指す受験生・高校生へのメッセージをお願いします。
他の群とは一風も二風も変わったⅥ群で日本全国津々浦々から来た学生と交流することで新たな発見があると思います!
~最後に受験生の皆さんへ~
受験勉強頑張れば楽しい大学生活が待っているので厳しい期間もあるかと思いますが頑張って下さい!!心の底から応援しています!!
2021年Ⅵ群で入学
2年生でⅢ群へ配属後、航空宇宙工学科へ進学
古江 巧 さん
熊本高校(熊本県)出身
Q1 あなたがこの学科を選んだ理由をお聞かせください。
元々宇宙に関心があり、将来は宇宙の分野で活躍したいと漠然と思っていました。大学で宇宙航空工学科へ行った先輩の話を聞き、この学科へ進みたいという気持ちが強くなりました。
Q2 この学科を選んで良かったことをお聞かせください。
同級生の人数が他の学科に比べて少ない分仲良くなりやすく、切磋琢磨できる環境だと思います。個性的な先生方も多いので楽しく学んでいけます。Ⅵ群から進学できたこと・制度に感謝しています。
Q3 この学科を目指す受験生・高校生へのメッセージをお願いします。
試験など大変な時期もありますが、久住研修など多々経験できることがあり楽しいです!この文を読んでくださった人と一緒に研究などできたら嬉しいです!
2022年Ⅵ群で入学
2年生でⅢ群へ配属後、機械工学科へ進学
長岡 樹里 さん
広島市立広島中等教育学校(広島県)出身
Q1 あなたがこの学科を選んだ理由をお聞かせください。
高校の時点でものづくりに携わりたいという思いはあったものの、どの学科に進みたいか決めきれるほど自分は何も知らない、と思っていたからです。
Q2 この学科を選んで良かったことをお聞かせください。
大学に入って知識や経験を増やしてから進路を選ぶことができたこと、またそのために用意されたイベントがあったことです。大学ではこれまでより多くの人とかかわるようになり、自分で動くことも増えて、その中で自分の考えが成長し、どういう考えなのかもより俯瞰できるようになりました。そして、研究室見学や交流会で、先輩や、教授からも進路や工学に関して視野の広がる言葉を聞くことができたのは、Ⅵ群ならではの貴重な機会だったと感じます。
Q3 この学科を目指す受験生・高校生へのメッセージをお願いします。
早く進路を決めている周りを見て、決断が遅くなることで不利になるのではないか、と焦りや不安を感じている方もいるのではないかと思います。しかし、私は1年早い時期にたとえ同じ決断をすることになっていたとしても、自分にとってはこうしてⅥ群に入ってから進路を選べた方がよかっただろうと思っています。
みなさんも自分がより良いと思える進路の選び方ができることを願っています!
○授業では
●1年次(工学部共通教育) 「先端技術入門A」「先端技術入門B」
全ての学科の分野における最先端技術や、基盤となる学問分野の役割と重要性を学ぶため、学科群選択に活かすことができます。
●2年次(学科群共通科目) 「工学概論」
各群における専門的な技術や研究内容がより詳しく紹介され、学科の教育内容とキャリアについて学べるため、学科選択に活かすことができます。
○課外活動では
●実験室・研究施設見学
研究施設や設備・装置を見学させてもらうことにより、その学問分野がイメージしやすくなります。
●学科群/学科のガイダンス
学科の教員のガイダンスにより、それぞれの専門分野の重要性や社会での役割を理解することができます。
●先輩との交流会
学科の上級生や大学院生から直接情報を得ることができます。
○自主的には
●十分時間をかけて様々な本やインターネット情報を調べ、進路の思考に活かすことができます。
●個別に学科の教員や先輩を訪ねて話を聞いたりして、進路を考えるのに有益な情報を得ることができます。
●友人や仲間との交流により様々な考え方に触れることができます。
●サークルやクラブ活動、留学生との交流や異文化体験などを通して自分を見つめなおし、進路を考えることができます。
○支援体制
●Ⅵ群では、学生の皆さんが自分の進路をしっかりと考えられるように支援体制が整えられています。
●群長、クラス担任、支援教員、教務関係の事務職員が、皆さんからの相談や依頼に対応します。(健康面はキャンパスライフ・健康支援センターがサポート)
●特に、Ⅰ~Ⅴ群の各群の代表教員である支援教員は、群や学科の学習内容・カリキュラム・研究・進路などについて詳細で有用な情報を提供してくれます。
○その結果
学期 | 内容 |
---|---|
春学期 | ・オリエンテーション ・VI群で企画して欲しいイベントの希望調査 ・VI群生専用のWeb掲示板(VI群のイベント情報の共有) |
夏学期 | ・アンケート(先輩への質問) ・先輩との交流会(対面による座談会) |
夏休み | ・工学部オープンキャンパス(各学科イベント) ・志望学科群の予備調査 ・研究室見学会(I〜V群の研究室) |
秋学期 | ・先端技術入門A(正課の講義) ・群ごとの独自イベント(研究室見学・交流会など) |
冬学期 | ・先端技術入門B(正課の講義)
・学科群説明会 |
春休み | ・学科群配属決定 |
参考:入学から進学までの流れ
・それぞれの学部の研究内容やⅥ群から各学科へ進学した先輩の声を生で聞くことができ、群のイメージがわき進路決定に役に立った。
・自分で先輩や先生にアポイントを取るのはハードルが高いが、このイベントがあれば、小さな疑問も解決することができるので参加してよかった。
・小規模のグループに分かれたので、発言もしやすく多くの先輩・先生方と話せたので大満足だった。
・各群の研究内容や将来どのような就職先に進んでいるのかを詳しく聞くことができ、自分がどの学科に興味があるのか改めて向き合えるいい機会になった。
・ホームページやパンフレットでは分からない普段の生活や研究室の様子を知ることができて有意義な時間だった。
・希望していなかった学科にも興味を持つようになり、将来についてじっくり考えるきっかけになった。
〇学科群配属実績(令和4年度 入学者)
学科群本配属後の人数
I群 | Ⅱ群 | Ⅲ群 | Ⅳ群 | Ⅴ群 | 計 |
31 | 38 | 50 | 27 | 7 | 153 |
Q 学科群配属の結果を受けて、どう思いましたか?(回答数 140/153)
●希望通りで満足している | 109 |
●まあまあ希望通りで満足している | 20 |
●希望通りではないが納得している | 9 |
●不満 | 2 |
全体の9割以上の学生は第一志望又は第二志望に進学しており、そのうち7.5割はⅥ群生向けに開催しているイベントや授業を通して、本当に興味のある分野へ進学していることがわかる。
令和4年4月に入学したⅥ群生は、2年生に進学するとともにⅠ~Ⅴ群へ進学しました。
そんなⅥ群出身の先輩にⅥ群で過ごした1年間を振り返るためにアンケートを実施しました。
Ⅵ群生として1年間を過ごし、学科群配属を終えた今、Ⅵ群に抱いた正直な感想を聞くことができました。
Q Ⅵ群に入学してよかったですか。(回答数 140/153)
●よかった | 116 |
●よくなかった | 24 |
Q 1のように思った理由は何ですか。
《よかった》
《よくなかった》